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COMPANYごあいさつ

吉田 朋春

2023年10月
株式会社ショクブン
代表取締役社長
吉田 朋春

平素は格別なご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。

新型コロナウイルス感染症が第5類に移行したのち、人々の活動も活発化しており、わが国経済にも明るい兆しが見られるものの、ウクライナ情勢に加え、パレスチナにおける紛争などの地政学的リスクは依然高く、円安傾向や人手不足による原材料やエネルギー価格も高止まり状態が続くなど、未だ先行き不透明な状態が続いております。

当社2024年3月期の第二四半期累計業績につきましては、第一四半期に続き人手不足による新たなお客様へのアプローチの困難性に加え、行動制限緩和による外食回帰、内食機会の減少、物価高による支出の抑制などの影響により苦戦を強いられた結果、売上高は昨年対比6.3%減収の3,109百万円となったほか、原材料費、光熱費の高止まりや8月に実施したベースアップの影響などもあり、30百万円の営業損失という結果となりました。しかしこのような状況を改善させるため当第一四半期より計画しておりました新たな諸施策が順次実施されつつあります。
若い年齢層のお客様に向けたアプリ専用の新ブランド「Meafill(ミーフィル)」を新設、10月より販売を開始しております。当社公式アンバサダーの島谷ひとみさん出演のCMをテレビ大阪の人気番組で放映し、地元東海テレビでも先日放映を開始いたしました。家計応援メニュー「お得ック」も名称を変えミーフィルでの取扱いに移行させるなど、今後も利便性とお得感を追求してまいります。
次に週末用時短調理メニュー「Speedish(スピーディッシュ)」を新設、こちらも10月から販売を開始しております。フライパン一つで調理が可能でボリューム感あるメニューとなっており、今後積極的に販売してまいります。
また既存のメニューも内容の強化を図っており、当社で最も販売量が多い「エコクック」の献立に複数の有名外食チェーンとのコラボ企画を現在準備中であり、近々順次実施してまいります。
BtoB事業につきましても外食チェーン店での当社開発商品の採用が決まり、また冷凍自販機ビジネスについても各方面のステークホルダーとの協働により、設置台数も増加しているなど、実績が現れつつあります。

当社グループが属する食品宅配事業は、今後もエネルギーおよび原材料価格、人手不足に起因する物流コストの上昇などにより引き続き厳しい経営環境が続くことが予想されますが、常に市場、消費者動向などを捉え、新たな商品と仕組みづくりに勤しみ、スクラップアンドビルドを繰り返しながら企業を発展させることで、より多くのお客様へのご期待に応えられると確信しておりますので、今後とも一層のご指導ご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。

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