謹んで新春のお慶びを申し上げます
新年あけましておめでとうございます。
皆様方におかれましては、新春を晴々しい気持ちでお迎えのこととお慶び申し上げます。
旧年中は皆様に格別の御厚情を賜り、心より御礼申し上げます。
昨年は急激な円安の進行による物価の上昇や新型コロナウイルス感染症の再拡大など、わが国経済を取巻く環境は厳しさを増し、特に２月以降ウクライナ問題がエスカレートした影響によるエネルギー価格の上昇や穀物を中心とした食料品の高騰など、私たちの生活に影響を及ぼす事象が非常に多かった１年でありました。
そのような中、当社は強みを活かしながら既存事業の慣習にとらわれないビジネスモデルの模索を重ね、金銀シリーズ、フルーツカレー、旬味百撰お魚セットなど新商品の開発、あるいは他社とのアライアンス、通販自社サイトの開設、ＢtoＢ取引の開始など販売手法の多様化を推進すると共に、並行して社内体制の見直しと再編、品質管理の厳格化、社員の待遇改善を積極的に進めて参りました。
本年、2023年も昨年の影響を少なからず受けるスタートとなりそうですが、「癸卯（みずのとう）」が寒い季節の終わりと新しい芽吹き、成長を示す干支と言われております通り、当社としてもまさにこのような１年にすべく新たなメニュー作りや商品の開発販売は勿論、EC販売の強化などによる新たな販売方法を引き続き模索して参ります。
少し具体的に申し上げますと、当社の自社開発商品のラインナップを増やし、自社ECサイトのみならず、昨年９月からスタートさせました楽天などのＥＣモールを利用した全国展開を本年も推進して参ります。またこれまでの個人のお客様に対するサービスレベルを引き続き磨き高めつつ、法人の皆様へのサービス提供を本格的に開始し、ＥＣ通販とともに、いずれ収益の柱の一つにしたいと思っております。
また、今日の人手不足は当社でも例外ではありません。昨年から検討を開始した製造過程での省力化や、社内システムの再構築、加えて配送ルートの自動最適化システムの運用充実化等により、製造・販売両面の生産性向上により労働力不足を補う取り組みを進めて参ります。
当社は、引き続き、消費者の皆様の直ぐ傍にある食品会社として、より多くのお客様が、より豊かに、より簡便に、安心して「食」にアクセスしていただくためのパートナーであり続けます。
本年も皆様からの一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。
この新しい年が皆様にとって素晴らしい１年となりますよう心からお祈り申し上げ、年頭のご挨拶とさせていただきます。
2023年1月1日
株式会社ショクブン
代表取締役社長 吉田 朋春