管理栄養士からのひと言アドバイス
ショクブンの毎日の献立をご提案しているプロの管理栄養士たちが、おいしく賢いお料理のコツをアドバイスします。
いしもちの煮付け
~煮魚をおいしく作る4つのポイント~
ポイント①、②
ポイント①:煮汁は必ず煮立て、その中に「魚」を重ならないように入れます。その理由は、魚の表面の蛋白質が高温になった煮汁と、その煮汁に含まれる塩分とですぐに固まり、大切なうま味が逃げないからです。逆に煮汁が冷たい状態で「魚」を入れてしまうと、煮汁に含まれる塩分のせいで、大切なうま味成分が煮汁に溶け出てしまうのです。ポイント②:煮汁は魚がかぶる位の量が最適です。おいしい魚の味を楽しむため、魚の芯まで煮汁の味がしみ込んでしまうのはもったいないですね。よって煮汁が多すぎてはいけません。しかし、逆に少ないと魚全体に風味がつきにくくなってしまうので注意しましょう。
ポイント③
落とし蓋をして煮ます。お鍋についている蓋ではなく、落とし蓋をします。魚の臭いを、蒸発する水分と共に空気中に飛ばし、かつ、煮汁が魚全体にまわるようにするためです。落とし蓋がなくても、アルミホイルを丸く切り、所々穴を開けたもので充分です。落とし蓋をしたら、火を中火弱位にして煮ます。ポイント④
仕上げは煮汁を魚に回しかけてください。煮汁が煮詰まってきたら落とし蓋を取り、魚全体に煮汁をかけていきます。まんべんなくかけることで魚全体につやを与え、よりおいしそうに仕上がります。以上4つのポイントでした。今回はいしもちを煮魚でご提案させていただきました。ご家庭でもいろんな煮魚をお試しください。
●エネルギー575kcal●蛋白質55.1g●脂質21.6g●ナトリウム2087mg(食塩相当量5.3g)
●きゃらぶき…小麦使用
【原材料】 生姜、人参、絹さや、小松菜…国産 若鶏ムネ肉(皮なし)…国産 いしもち…国産

椎茸はぬるま湯につけて戻し、細切りにする。
いしもちの煮付け
魚は切り目を入れ、生姜は薄切りにする。
鍋にa、生姜を煮立て、魚を入れて 落とし蓋をして煮る。
親子焼き
絹さやは筋を取り、鶏肉、人参と共に 細切りにする。
鍋にbを煮立て①、㋐を煮、粗熱を 取って溶き卵に加え、混ぜ合わせる。
油を熱して②を流し入れ、厚焼きにして 食べやすく切る。
伽羅煮あえ
油揚げは油抜きをして食べやすく切る。
小松菜はゆでて水気を絞り、食べやすく切る。
きゃらぶき、cで①、②をあえる。
約35分
